輸入コルセット専門店HappyLoveは、西洋文化であるコルセットを、空間造形のプロと服飾造形のプロとが、多角的視点から、考察し、議論し、分析している少し特殊なコルセットのお店です。
多くのお客様とのカウンセリングを通して考察を繰り返しているうちに、私たちの望む理想のコルセットがイメ-ジとして存在するようになりました。
今までも、ご要望のあるお客様にはオーダーメイドコルセットのご提供をさせてい
ただいてまいりましたが、自分たちの考えるコルセット、自分たちにしか製作できないコルセットを提案していくこともひとつの役割だと考え、輸入コルセット部門に加え、オリジナルコルセット製作部門「コルセットアトリエHappyLove」を開設するに至りました。
一品ずつ手作業で心を込めて作製することを信条としておりますので、大量生産はできませんが、オーダーメイドコルセット、セミオーダーメイドコルセットならではのきめ細かい対応、お客様のご意見を反映した商品製作を目指していきたいと思います。
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大人気のウォッシャブルコルセットに
セミオーダーコルセット第2弾
セミオーダーサテンコルセットが発売されました
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セミオーダーコルセットの特徴
セミオーダーサテンコルセットは
ウォッシャブルコルセットで好評の
ぴったりフィットの着用感と高い補整効果に加え
今までにない超強力な締め力が得られます
今までの締め力に満足していない方にお勧めです
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コルセットアトリエにて
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コルセティエール 青戸夏美
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プロフィ-ル |
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わたくしは20年ほど前に文化服装学院にて服飾造形とテキスタイルを学び、卒業してから主にテキスタイルを専門に仕事をし、その間、衣装製作の仕事にも携わり、日々、パタ-ンの研究をしてきました。
そしてコルセットという、西洋史に深くかかわる存在に、大変興味を持つことになりました。
文化服装学院在学中に、服装史の授業で「コルセットとは女性を束縛するものの象徴」「コルセットからの開放が女性たちの自由への開放につながった」と学んだことを記憶しています。当時はナチュラル志向の全盛期でした。
学生時代にも博物館などでいくつかのコルセットを目にしましたが、その頃はあくまでそれは歴史上の存在としての印象でしかありませんでした。
そのような時代の下でも一部のファンの人々にコルセットは愛好され続け、そして現代、日本でも世界中から様々なコルセットを入手できるようになりました。それはコルセットに魅了された人たちの情熱の現れだと思います。また日本国内にもオリジナリティ溢れるコルセットを製作、提案し続けている魅力的なお店もあります。
もともとは西洋の文化だったはずなのに、なぜコルセットは日本人である私たちの心を捕らえはじめているのでしょうか?
フランス人であるソフィ・カットは日本の着物の帯のようにコルセットを着てほしいと、世界の人々に提案しています。
帯とコルセット。平面的な文化といわれる日本文化と立体的な文化である西洋文化。そこには意外な共通点があるかもしれません。
奥が深いコルセットの世界はまだまだ私たちの興味を誘い続けます。その謎を深く探っていきたいと思います
コルセットに関する本
以前はコルセットに関する資料が日本には少なく、資料としては英書が主でしたが、(Corsets
and Crinolines/Noarh Waugh, Corsets:A Visual History/R.L.Shep, The History
of Underclothes/C.willet など)
2004年に出版された文化女子大の古賀先生の「コルセットの文化史」(青弓社)はコルセットの時代背景や思想など、コルセットに関するあらゆる知識が網羅されています。コルセットに関して詳しく知りたい方におすすめの一冊です。 |
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私はテキスタイルデザインを手がけてきた為に、素材に、とても関心があります。このコルセットに使用した布地は、姉が住むボストンで仕入れてきたもので、日本ではあまりお目にかからない布地です。綿の地布に刺繍が施してあり、日本ではカットジャガードのようなものでしょうか。インテリアにも向く素材です。インテリア素材はとてもしっかりしていて、コルセットに向いています。とても優美な柄で、アンティークな雰囲気がうまく出せたと思います。ボストンの店は倉庫のようにとても広く、日本では見られない生地がたくさんあって感激でした。その中でも、日本人が始めた北欧のテキスタイルメーカー、「マリメッコ」がとても米で人気があるよ!とお店の人に言われ、また感激!がんばれ、海外で活躍する日本人たち! |
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お客様のために
製作させていただいた
オーバーバストコルセットです。
かわいいハート型の
デザインに
仕上がりました。
英国産
クティールサテン
ピーチの表地に
ハードワイドバスク、
スプリング(コイル)ボーンを使用しています。 |
マイ アンティーク コルセット
-ここまで愛用したからわかること-
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数年前に一年半の間、毎日愛用し続けたコルセットです。
AxfordsのC220です。
擦り切れても直し直し大事に着用を続け、
すっかり今では本物のアンティークになってしまいました。
ひとつのコルセットを大切にしてきたからこそわかることを
皆さんに伝えていきたいと私たちは思っています。
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